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石仏の前でカメラを構え、しばらく佇んでいた。
日が全く差さない濃い日陰に並んでいたからだ。
「だめかな・・・!」と思った瞬間、風が吹き、木陰が揺れた。
その間、2秒にも満たなかったが、ナントカ、シャッターが切れた。

石碑には、左側に「享保六 丑 十一月一日」右側に「友霜童女」と彫られている。
読み解けば、享保6年(1722年)は、丑年。今から299年前。
十一月は霜月なので「友霜」とし、童女とある。幼い女子が亡くなったので
供養のために、この石仏を彫ったのかもしれない。