2021年05月30日 初夏の彩り 2 ゆふだちや 洗って酒を 手水鉢 (泉鏡花)左党にはたまらない一句だと思う。倒置法の一種だと思うが、季語になっている手水鉢より、酒が勝っているさまが愉快である。風情より早く呑みたい心持ちが優先しているところがたまらない。さすがの文豪、泉鏡花でアリマス。 カテゴリなしの他の記事 < 前の記事次の記事 > コメント コメント一覧 (3) 1. I.Y. 2021年05月30日 06:35 おはよう御座います。ゴツゴツした岩に置かれた丸い手水鉢がカワイイですね。本日の写真は十分余白を取ってありますが、鮮烈な赤色とピンクの花色がポイントを弱くしてないのでしょうか。 2. 写真教室講師 2021年05月30日 17:37 >>1 I.Yさんいつもコメントありがとうございます。 手水鉢のUPを撮れば、花々は鮮やかに再現されます。それはたやすいことです。 この写真の狙いは花々(マゼンタ系)と葉っぱの緑の補色関係で成立させようと思いました。岩のグレーはその両者を緩和させる目的を果たしていると思います。寄りをギリギリに抑え、この場の空気感を狙いました。 3. I.Y. 2021年05月30日 18:54 ご返事有難うございます。写真にとって色彩の知識も大事なのですね。寒色、暖色、進出色、後退色、中間色などこれから勉強していきたいと思います。 コメントフォーム 名前 コメント 評価する リセット リセット 顔 星 投稿する 情報を記憶
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手水鉢のUPを撮れば、花々は鮮やかに再現されます。それはたやすいことです。
この写真の狙いは花々(マゼンタ系)と葉っぱの緑の補色関係で成立させようと思いました。岩のグレーはその両者を緩和させる目的を果たしていると思います。寄りをギリギリに抑え、この場の空気感を狙いました。