写真に興味のない方にとって、マニアックな内容なので、
該当する方は、テキトーに読み飛ばしてください。🙇。
このシリーズ中、一番大写しのクロースアップです。
「えっ、クロースアップ!クローズアップじゃないの?」
クロース(接近する)が正しいのです。クローズは(閉じる)という意味。
スマフォの背景に強いハイライト部を狙いました。もう滲んでいますよね。
それをアクセントにして画面を構成してあります。
目線を左側にとってもらい、私の作為が目立たないようにしています。
もし仮にハイライト部と同じ方向の右目線だったら、違った効果になると思います。
ソフトフォーカスなので、意図してピントをビミョーに甘くしています。
理由はデジタルカメラの欠点である生々しさ、つまり必要以上の解像力をセーブしたかったからです。
柔らかい諧調が表現できるフィルムルックを狙いました。
今回はプロの考え方を解説しました。
写真教室の生徒さんには少し難しすぎたかもしれません。
🙇。
なにか少しでも参考になればうれしいのですが。
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