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木蓮の花が天に向かって一律に咲き重なる様は、一定のリズムを感じる。
一方の辛夷(こぶし)は、花の向きがそれぞれに異なり、好き勝手に咲く様が面白い。
両者は人間の生き様に似ている。
組織の中にあって舗装された道をまっすぐに歩く人もいれば、オレのようにフリーランス
として、泥んこ道をこけつまろびつ歩く人もいる。
……どちらが良いのか分からないけど。
そんなことを考えていたら、辛夷の花が春風にふわっとゆれた。