平成から令和になるけど、個人的には感慨はない。
昭和から平成になるときほど。
いつか自分が生まれ育った「昭和」という時代をYOKOHAMAに絞って
写真と文で振り返ってみたいと思うけど…。
それが自分の創作上の義務のような気がするから、オカシイ。
以下は写真に興味のある方へ。ない方は無視してください。
この写真は5つのトーン(諧調)で構成しました。
1背景の空のハイライト(明部)→フレームの奥にライトブルー(空)の透明感が出るように。
それが遠近感になるように。
2左側の藤のシャドウ(暗部)→露出アンダーになり花の色が濃くなるように。
3右側の藤のハーフトーン(明部と暗部の中間)→明部と暗部が緩和するように。
4中央の藤のノーマル(露出の基準になるトーン)→ここが一番目立つように撮りました。
5葉のシャドウ部分は写真全体を整え、藤の花が鮮やかに見えるように。
構図的には藤の花が枝垂れている(上下)ので細い枝(左右)が絵的にバランスを感じさせるように。
つまり、上下と左右の。
もう一つの要素は被写界深度(ピントが合って見える範囲)です。
あまり被写界深度が深すぎると中央の藤に目がいかないし、浅すぎてもボケがにじんで
前景の藤の邪魔になると思いました。
で、最終的にこのような写真になりました。別に大した写真じゃないけど。
今ふと、恥ずかしながら
この写真は写真教室の生徒さんが学ぶサンプルになるのではと思い書きました。
少しでも参考になればうれしいです。
今、忙しいのにおせっかいなヤツだな、オレって!
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