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南は湘南の海。その他三方を高くはないが山に囲まれた往時の日本の首都
だった鎌倉は難攻不落の地形であった。鎌倉に出入りするのは主に
鎌倉七口と呼ばれた切通しを通行する必要があった。その七つとは、この
ブログでも再々UPしている極楽寺切通しを初め、大仏切通し、化粧坂切通し、
巨福呂坂切通し、朝比奈切通し、名越切通し、そしてこの写真にある
亀が谷坂切通しである。
この道を往来したのは武士だけではない、農民、商人、漁民、
子供や老人だってそうだ。
彼らもこの萩を見ていたのだろうか?
ソンナコトを考えながらシャッターを切った。